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門前仲町院:肘を使っていないのに肘が痛む!
2016/05/04
肘を使っていないのに肘が痛むことがありませんか?
みなさん「外側上顆炎」をご存じですか?
テニス肘、ゴルフ肘と呼ばれることがあり、肘の外側
(親指を上向きに立てた時の上側)に痛みがでるのが
特徴です。
しかし、最近「外側上顆炎」の痛みはスポーツをして
いなくても出てしまうことがあります。
特にパソコン作業でキーボードを叩いたり、指や手首
を良く使う方に多いです。
なぜ肘を使っていないのに痛むようになってしまうので
しょうか?
その理由は「短橈側手根伸筋」という筋肉が関係して
います。
上の図をみて分かるように「短橈側手根伸筋」は
肘の骨(上腕骨)から中指の骨(中手骨)に着いている
ので、中指を動かすと上腕骨に負担がかかり、炎症
を起こしてしまうのです。
重度の症状の場合は手首を固定して安静にする必要
があります。
痛みが出始めたばかり(軽度の症状)の状態で
あれば、患部アイシング、マッサージ、骨格調整、
はり治療、テーピング等で改善できます。
身に覚えがあれば重症になる前に、ぜひご相談
下さい。