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北千住院:風邪(かぜ)と風邪(ふうじゃ)

2016/12/14

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最近すっかり冷たく乾燥した空気になっています。

指先や顔、喉も大分乾燥しやすくなっています。


東洋医学では「六淫」と言われる六つの邪気があります。

それは「風・火・暑・湿・燥・寒」の六つです。

この六つは自信が健康であったり、邪気の力自体が弱い

場合には悪さをしませんが、体力が落ちているときや、

いずれかの邪気の力が強まったときに身体への負担が

とても強くなってしまいます。


中でも「風邪(ふうじゃ)」は身体に入りやすく、長く

風に当たっていると体表の水分を乾かし「燥」や温度を

奪って「寒」を強くしてしまい、身体の内外の守る力を

低下させてしまいます。


暖房が効きすぎて熱くなった室内から、外出される際などは

外の風が少し心地よく感じられることもあり、寒さがあまり

気にならないこともあるかもしれませんが、なるべく風が

当たる面積を小さくするようにお気をつけください。


年の瀬が迫り、忙しくなってくる時期ですが、こんな時こそ

より一層お気をつけください!

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